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☠状態異常だけど☠

ばっちり慢性化したパニック障害を抱えた腐女子の日記。好き勝手に語りたいことを書き連ねます。

ダイの大冒険を読み返して【3】

漫画

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5月にやった無配のせいですっかり再燃中です。

 

さて、今回で順を追った感想は最後にしようと思うのですが

語りたいこと多くてホント困る。

 

ポップの活躍に絞ったつもりが、全編通して活躍してるから

絞れてないという現実…!

 

とにかく見所満載なのですが

個人的に一番好きなシーンを絵にしてみました。

 

最終戦でポップが大魔王のカイザーフェニックスを

指で引き割くシーン!

 

では、以下ネタバレと素人の考察満載の感想です。

 

このシーンは作中では

特にピックアップされて描かれているわけではないのですが

このカイザーフェニックスという技は作中屈指の威力を誇る

絶望的な攻撃力の技なのです。

先代勇者のアバン先生もこれで倒れましたよね。

 

が、魔王の余裕故か、これで死ななかった敵などいなかったのか

バーンは割とこれを頻発します。

 

これがポイントで、ポップは一度見ただけの破邪の呪文や

聞いただけの禁呪に近い攻撃魔法なんかを

再現出来る観察眼、基礎力、応用力を身に付けてきたので

この火の鳥を打ち破る離れ業をほぼ無意識的にやってのけるんです。

 

ちゃんと実績を積み上げてるので読者も

ダイと同様「お前は昔から天才だよっ!」と称賛できる。

つまり、稀に漫画で見かける突然覚醒した、

みたいなシーンではないんですよね。

 

これを物凄い見せ場にしない脚本力も凄い。

ポップならこれはやるでしょって作者も思ってるってことですから。

 

でも、実は大魔王バーンが初めて人類に恐怖するシーンでもある。

ずーっと人間を地上に住むゴミくらいに思っていたバーンが

カイザーフェニックスを力づくで何とかした勇者ではなく

微弱な魔法力を腕に纏っただけで炎を四散させた人間を見て

呻き、狼狽する。

 

 そりゃあそうだ。

今までは同程度の力をぶつけて何とか相殺するくらいしか

手がなかったのに

指で引き裂かれたら怖いよね。

 

ポップの「おれって天才だったりして」の台詞にも

感慨深いものがあります。

格好つけて「おれの魔法はピカイチ(略)」とか言ったことのあるポップですが

実は誰よりも自分のことを冷たい位シビアに知っていて、

凡人で非力な自分がどうやったら皆の助けになるだろう?と

考えて行動しています。

 

感情を突かれてカッカッすることはあるけど

自分の能力を過信したりはしない。

 

そんな彼が遂に自分を自分で認めた気がするんですよね、このシーン。

ダイが「昔から天才だよ」と答えるのも凄く好きです。

 

ダイはずっと見てきていますもんね。

詰めが甘いとアバン先生に注意されたりはするものの

ポップはたった1年の修業でメラ系最高位の呪文「メラゾーマ」が使えましたし、

中級ヒャド系魔法のヒャダルコあたりで波を凍らせるくらいは

やってのける実力がありました。

 

余談ですが本家のゲームでは魔法使いは成長が遅めで

中級の「メラミ」を覚えてからがやっと本番です。

 

一番修業期間が長いので落ちこぼれイメージになり勝ちですが

よく考えると、一番弟子のヒュンケルは

魔王軍の中で魔物に育てられ、育ての父は魔物ながらに中々の武人。

マァムは両親がアバン先生の戦友で

僧侶と戦士の教育を既に受けていた筈。

ダイはじいちゃんに魔法をずっと習っていても習得出来なかった様ですが

あの島で暮らすのには基礎体力が必要ですし

三日で先生の剣術の半分を習得する天才型でもあります。

 

そこにきてポップは普通の武器屋さんの息子。

お父さんは元鍛冶屋ですが、戦士ではないし

お母さんも一般人。

 

あのまま武器屋を継ぐなら、読み書き計算が出来れば充分でしょうから

特殊な訓練は一切なし。

血筋も戦いに生きる運命もなし。

 

そのまま14歳まで生きてきた子が

憧れたからってアバン先生の元で1年修業して

メラゾーマ」まで習得してるんですよ。

 

なにそれ凄い。

 

メラゾーマっつったらラスボス戦でも使う

魔法使いの主戦力じゃん。

 

ダイは魔法の習得が物凄く難しいことを身をもって知っているし

ポップが仲間を、自分を助ける為に

破邪の呪文だろうと、

まだ力量的には難しい筈の天候操作の魔法だろうと

禁呪まがいの危険な魔法だろうと習得してしまうのを

一番側で見てきた。

 

だからポップ本人よりも自信満々に「昔から天才だよ」と答えられる。

二人の絆が何より強いと感じられるシーンの一つだったと思います。

 

 

ダイとポップの絆は見ていて感動しますよね。

バラン戦のメガンテからの死線を越える場面然り、

毒のせいで声が出ないポップの呼び声に

ダイだけが応えるシーン然り、

氷河の中からポップがダイを探し出すシーン然り。

 

そして、竜の紋章を全開にしたダイと大魔王バーン

最終決戦。

 

父から継いだ剣すら敵わず、バーンの攻撃に意識を失いかけたダイが

地上で待つポップの言葉を思い出して奮起する。

 

いつでもダイの勇気の源になったのは親友のポップでしたね。

 

この作品は全編を通して

敵を恐れないのが勇気、ではなく、小さくとも仲間の為に奮う心が、

どんなに絶望しても一欠片の力を与えてくれる心こそが

勇気であると教えてくれます。

 

ノヴァの言葉を借りると、勇気を与えてくれる人が勇者。

ダイにとっての勇者はポップなのかも知れませんね。

 

だからこそ惜しむらくは最終回ね(´;ω;`)

分かる。

ダイの気持ちは分かるし、そうなのかも知れないけど

二人で始まった旅は

やはり二人で締め括ってくれたら…!と思ってしまうのです。

 

一見、ダイもポップも一緒に生死不明だと

バッドエンドっぽいかも知れませんけど

ゴメちゃんに約束した通り、最後まで一緒に居て欲しかった。

 

生死不明でも良いし、

二人で魔界か天界に吹き飛ばされて、相変わらず旅をしてても良いし、

とにかく離さないで欲しかったな~!

と毎回、思います。

 

ポップなら誰に出来なくともダイの元まで辿りつけるとは思うのですが

もうちょっと喪失感を軽くして欲しかった。

 

そりゃあ、ヴェルザー編かあったかも知れないらしいので

その流れ的には仕方ないかも知れませんけども。

 

それから権利関係で難しいとは思うものの

再アニメ化を強く希望しております。

 

メーカーが合併したり、割と流血するので放送時間帯とかも面倒臭そうだけど、

熱望するファンは多いと思うんですよね。

なんせバラン編の序盤で終わってるからね!アニメ!

こっからが良いんじゃん!ってところで。

視聴率じゃなくて、番組編成優先って時代があったんですねぇ。

 

難しいと思っていても主張だけはしとく!

ダイの大冒険、再アニメ化希望っ!!

(`・ω・´)キリッ

 

それでは、今回もだらっと長い記事でしが

お付き合い有難うございました。

本当はハドラーとか他にも色々語りたい内容はあるのですが

なにせ文章力がなく…orz

 

今回の感想記事はこれにて。