☠状態異常だけど☠

ばっちり慢性化したパニック障害を抱えた腐女子の日記。好き勝手に語りたいことを書き連ねます。

AT「夢の儀式」考察もどき

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前の記事で書いた通り、アドベンチャータイムのプリズモ関係の

感想と考察を。

語彙力皆無なので、伝わるかは分かりませんが。

 

絵は「夢の儀式」のイメージで。

自分自身も、親しい存在でも「死」や「運命」を受け入れ、

それを見届けるのが義理であり親愛であるスタイルのジェイクが

友人の死を思って「せめて夢の中でも会いたい」と

夢の儀式をする。

これだけで、ジェイクにとってプリズモの死がどれだけ辛かったのか、

そんな辛い中、嫌な予感満々だけど、フィンが望むからシタデルへついて行き、

あんな結末を見ることになったことが、どれだけ堪えたのか分かりますよね。

 

この「夢の儀式」の回は、フィンが精神的に立ち直り、

草の剣の力なのか、はたまた別の何かかで腕を取り戻した後。

 

友達があんなことになって、弟が酷い目にあって、

泣きたいのをずっと我慢してたんじゃないでしょうか。

この作品で普通に哀しくて泣いてるって自体が珍しい気がします。

友を偲んであの花を摘んできたんだろうな…。

 

――さて、考察もどきを。

 

プリズモはどこからどこまで予見していたのか。

 

彼は多元的宇宙の万能神です。フランクなので忘れがちですが。

願い事の結果もある程度見通せている感じですよね。

しかもリッチが危険な存在であると理解していながらも

「宇宙の生物を全滅」させる願いを叶えていますし、

フィンには警告なしで願いを叶えています。

 

そして、結構ドライ。

「恋する宇宙フクロウ」の回を観ると、

古くからの友達(同僚?)である宇宙フクロウくらいしか

個別認識してない可能性がありますよね。ジェイクは別。イレギュラー。

何せ、あんなことがあったのに、フィンのことを

「フィンって誰?…ああ、知ってるか」

くらいの認識ですし。

 

なので、下手するとリッチが実は虎視眈々と復活の時を狙っていて、

シタデルの話をフィン達が持って来た時に

ああなることを分かっていた可能性さえ感じさせます。

 

よく考えてみると、シタデルに行くのに

「宇宙の犯罪者」になれば良いって案は

あの看守の能力を知っているなら普通は提案出来ないですよね。

異空間からやってきて、一瞬でクリスタルに閉じ込められるんだもん。

ってことは、プリズモはシタデルに行きたいという

フィンの望みを叶えてやりたいジェイクの為に

自分がリッチに殺されて、彼らはそれについて行けばOKと考えたのかも。

 

で、もっというと、復活の手立てもあった。

誰かがジェイクが迷い込んだ空間にやってきて、

あの完璧なベッドで眠ってくれれば良い、と。

時間の感覚があまりなさそうなので、それが千年後でも構わないわけです。

 

ただし、それがジェイクになるとは予見出来なかった。

復活したプリズモは眠るジェイクに謝っているんですよね。

「ジェイクごめん、こんなことはするべきじゃなかった」とか

「こんなことになるなんて」って。

 

この謝罪がどこにかかってる来るのか、で、かなり違う。

「簡単に消滅を選んで哀しい想いをさせてごめん」なのか、

「誰かがこのベッドで眠ってくれれば良いと思っていたけど、

 君が眠ってしまって、それがどういうことか分かった、ごめん」

なのか。

あのプリズモじいちゃん(眠れる老人)も本人かどうか…。

簡単に目覚めることを選んでいることから、

何人目かの眠れる老人って可能性もありそう。

 

ただ、一人ひとつの願いにサンドイッチを頼んじゃう変わり者で

自分が消えたことを嘆くあまりに

あの空間(夢の狭間なのか、時間の狭間なのか…)にまで来ちゃった

ジェイクに出会ったからこそ、あの「ごめん」が出て来たのかな。

 

こう書くととっても悪い奴っぽいですが、

そうじゃなく、全く単位や感覚が違う中に居るってイメージで。

なにせ神様ですので。

 

さて…、あの難解なお話の解釈ですが…。

あの時の狭間(仮)では時間がループしている。

本来は干渉し合う筈のない時間軸に手を加えたことで

解決と消失が起きた、のかと。

 

…自分で書いて意味分からん…orz

 

ジェイク(A)が迷い込む→ジェイク(A)ベッドで眠る→

プリズモ(A)復活→ジェイク(A)永遠に眠る

 

プリズモとジェイクだけだとこうなってしまうところだったけど、

 

フィン(A)がジェイク(A)の後を追う→プリズモ(B)に会う→

フィン(A)とプリズモ(B)が先回りする→

フィン(A)がジェイク(A)を起こす→プリズモ(A)が消滅→

ジェイク(B)が眠る→プリズモ(C)が復活→

 

そして、

 

フィン(B)がジェイク(B)を起こそうとするのを

フィン(A)が止める→

フィン(B)が剣になる→ジェイク(B)が眠れる老人へ

 

という流れですよね。

つまり、本筋のフィンとジェイクをAと仮定すると、

彼らはBの世界の自分達を犠牲にすることで

「フィンもジェイクも戻り、プリズモも復活」した世界を入手。

ただし、Bの世界では

「フィンもジェイクも行方不明でプリズモは復活せず」となる。

…だたし、フィン(A)が追ったのがジェイク(A)かは不明。

 

本来なら一方通行の筈の時間の流れですが、

神であるプリズモと二人の介入で、AとBの世界がバリッと分かれたのか、

更にCDE…とループするのか。

 

ループしてるのかも知れませんよね…。

ずっと全員が全員を取り戻す為にぐるぐると。

 

プリズモが再会したジェイクに

「僕が復活すると、別の世界の君が永遠に眠ったまま」

という意味の説明をしています。

で、ジェイクは軽く「別に構わないぜ」と承諾してる。

軽く応えているのでスルーしそうになりますが、別の時間軸とはいえ、

自分が君の身代わりになっても構わないよ、という意味の返答ですな。

 

そりゃあ、赤ちゃんの頃から一緒にいるフィンも嫉妬するわ。

「君は僕よりジェイクと仲良しだ」とやや早口に言うフィンが

なんとも可哀想なんだけど

(ジェイクの一番の友達はボクだと言い張った奴を

 ボコボコにして追い払うくらいジェイク大好きで

 ヤキモチ妬くんだよね、フィンは)

それでも「助ける」選択をした彼はちゃんと成長してるんじゃないだろうか。

あんな父親とは離れてジョシュア夫妻に育てられて正解だったよ、うん。

 

結果、プリズモと一心同体な関係になったっぽいジェイクと

またひとつ精神的に成長したフィン(新装備=自分)…となったわけですね…。

分かっちゃいたけど、

「親友には他にも友達がいる」ってことを理解せざるを得ないフィン。

また大人になったなぁ。

寿命のない、または長い種族の多いATの世界で

フィンだけが着実に成長加齢するのが、また物悲しい感じがする。

 

記事の結論としては

「考えるな!感じろ!とにかく登場人物が互いを好きだから

 何とかなったってことで良いじゃない!」ですかね!(`・ω・´)キリッ

 

考察するの好きなんですが、結局は面白いから、いっか!が一番。

 でも考察、深読みが止まらない!楽しいヽ(*´∀`*)ノ

こんな下手な考察にお付き合い下さって有難うございました。